漢方薬・生薬認定薬剤師 2020年 問題6-1)
はちみかん
はちみかん
問題4 桂枝湯とその類方について以下の記載の空欄に下欄より適切な言葉を選びその記号を記せ。
太陽病の(【30】)証のかぜの初期に用いる桂枝湯は桂枝、生姜、大棗、甘草、芍薬から構成される処方であり、桂枝+生姜は(【31】)作用、生姜+大棗+甘草は(【32】)作用、甘草+芍薬は(【33】)作用を示す。桂枝湯の芍薬を増量した桂枝加芍薬湯は(【34】)作用を増強、桂枝加芍薬湯に膠飴を追加した(【35】)は虚弱体質の強壮剤として用いられる。一方、桂枝湯に葛根を追加した桂枝加葛根湯は(【36】)に用いられ、この処方に麻黄を追加した(【37】)は(【38】)に用いられる。
ア 実 イ 虚 ウ 緊張緩和・鎮痛 エ 発汗・解熱 オ 補脾胃強壮 カ 鎮痛 キ 鎮静 ク 小建中湯 ケ 大建中湯 コ 小青竜湯 サ 葛根湯 シ 肩こりや自汗のある虚証のかぜ ス 肩こりの強い無汗の実証のかぜ
解答・解説は下へ
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【解答】 【30】イ 虚 【31】エ 発汗・解熱 【32】オ 補脾胃強壮 【33】ウ 緊張緩和・鎮痛 【34】カ 鎮痛 【35】ク 小建中湯 【36】シ 肩こりや自汗のある虚証のかぜ 【37】サ 葛根湯 【38】ス 肩こりの強い無汗の実証のかぜ
【解説】
桂枝湯は桂皮(桂枝)、芍薬、大棗、甘草、生姜の5つの生薬から構成されています。
桂枝湯は陰陽のバランスを改善し、体調の乱れを整える働きがあり、さまざまな方剤のベースになっています。
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