漢方薬・生薬認定薬剤師 平成17年 問1-3)
はちみかん
はちみかん
問1 伝統医薬学書に関する次の記述a)~d)について、正しいものすべての記号を記せ【1】
a)『新農本草経』は、365種の生薬を薬効に従って上品、中品、下品の3クラスに分類して収載している薬物書である。
b)『黄帝内経』は、『素問』と『霊枢』から成る。陰陽五行説を基に、不老不死を追及した中国最古の基礎、臨床医学書の一つと言われている。
c)『傷寒雑病論』は、明時代に李時珍が編著した医学書で、種々の慢性病や雑病の治療法が記載されている『傷寒論』と、急性熱性病の病態と治療法が記載されている『金匱要略』から成る。
d)『薬徴』は、室町時代に丹波康頼が著した薬物書で、薬能確実な53種の薬物が収載されている。
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【解答】 【1】a、b
【解説 】
c)『傷寒雑病論』は、明時代に李時珍が編著した医学書で、『傷寒論』と『金匱要略』
d)『薬徴』は、吉益東洞が著した薬物書で、薬能確実な53種の薬物が収載されている。