生薬学
PR

山梔子

山梔子
はちみかん
記事内に商品プロモーションを含む場合があります
[st-kaiwa4 html_class=”wp-block-st-blocks-st-kaiwa”]

山梔子含有製剤の長期服用による腸間膜静脈硬化症という副作用が近年、問題になっています。

山梔子は染物にも使用されるような生薬で、腸管内が青く変色しているかなどを観察して腸間膜静脈硬化症の診断が行われます。

患者さんで山梔子含有製剤を服用している方には、定期的に内視鏡検査をしているか確認しましょう!!

[/st-kaiwa4]
生薬名

山梔子(さんしし)

ラテン名

Gardeniae Fructus

基原植物

アカネ科クチナシ

Gardenia jasminoides Ellis

主な産地

中国

使用部位

果実

主成分

イリドイド配糖体(ゲニポシド)など

(参考文献)

宮原桂「漢方ポケット図鑑」源草社、2008年5月発行

奥田拓男「最新生薬学 第2版」 株式会社 廣川書店、平成23年8月発行

ABOUT ME
はちみかん
はちみかん
漢方薬剤師
こんにちは、漢方薬剤師のはちみかんです。 普段は薬局で薬剤師として働いています。 漢方医学・東洋医学が大好きなので、みなさんと一緒に学びを深めていけたら嬉しいです。
記事URLをコピーしました