漢方薬・生薬認定薬剤師 2021年 問6
はちみかん
はちみかん
問2 附子の修治について、文中の( )内に当てはまる適切な語句を解答欄から選び記号で答えなさい。
附子は毒性の強いアルカロイドを含有しているため、日本薬局方では加工調製法として修治法を記載している。
すなわち、基原植物であるハナトリカブトあるいはオクトリカブトの地下部を(【6】)処理したもの(【7】)、食塩、岩塩または塩化カルシウム水溶液に浸せき後、加熱又は【6】処理したもの(【8】)、食塩の水溶液の浸せき後、(【9】)処理したもの(【10】)の3種を規定している。
これらの処理により、(【11】)や(【12】)などの毒性の強いジエステルアルカロイドが加水分解される。【11】は(【13】)に変換される。
解答欄
a 水酸化ナトリウム b 水酸化カルシウム c 高圧蒸気 d 乾燥 e 塩附子 f 炮附子 g 加工附子 h ベンゾイルアコニチン i ベンゾイルアコニン j アコニチン k ヒゲナミン l メサコニン
解答・解説は下へ
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【解答】
【6】c 高圧蒸気
【7】g 加工附子
【8】f 炮附子
【9】b 水酸化カルシウム
【10】e 塩附子
【11】j アコニチン
【12】l メサコニン
【13】h ベンゾイルアコニン
【解説 】
これらの処理により、アコニチンやメサコニンなどの毒性の強いジエステルアルカロイドが加水分解される。
加水分解によりそれぞれ
に変換される。