漢方薬・生薬認定薬剤師　2020年　問題2-1

問題２　漢方処方に汎用される下の生薬のリストから該当する最も適切なものをえらびなさい。ただし同じものは選択しないこと。

1．瀉下薬として作用する生薬を２つ挙げなさい。（【6】,【7】）

生薬のリスト

甘草、桂皮、山梔子、地黄、蘇葉、桃仁、附子、茯苓、芒硝、白朮、大黄、人参、牡丹皮、麻黄

解答・解説は下へ

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【解答】【6】,【7】大黄 , 芒硝

【解説】瀉下作用があるので有名な生薬は大黄、芒硝です。

選択肢中の地黄でも下痢を生じることはありますが、地黄に対して期待する効果ではないので瀉下作用というより副作用としての下痢ですね。

〈参考〉

日本薬剤師研修センターホームページ　日本薬剤師研修センター (jpec.or.jp)

漢方薬・生薬認定薬剤師　過去問ページ　過去の試問と解答 (jpec.or.jp)

奥田拓男「最新生薬学　第２版」　株式会社 廣川書店、平成23年8月発行

山田陽城、花輪壽彦、金成俊「薬学生のための漢方医薬学　改訂第２版」株式会社 南江堂　2015年5月発行

はちみかん

漢方薬剤師

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こんにちは、漢方薬剤師のはちみかんです。 普段は薬局で薬剤師として働いています。 漢方医学・東洋医学が大好きなので、みなさんと一緒に学びを深めていけたら嬉しいです。