薬剤師国家試験
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薬剤師国家試験 第100回-問335 | 過去問解説

はちみかん
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薬剤師国家試験問題 〈第100回-問335〉

漢方処方とその主な効能・効果の組み合せのうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 半夏厚朴湯 - 下痢、腸閉塞予防
  2. 小青竜湯 - 気管支喘息、鼻炎
  3. 六君子湯 - 花粉症、アトピー性皮膚炎
  4. 抑肝散 - 神経症、不眠症
  5. 大建中湯 - 腰痛、筋肉痛

解答・解説は下へ


【解答】  2、4

【解説】

  1. 半夏厚朴湯 - 下痢、腸閉塞予防 → 喉のつかえ感、神経症
  2. 小青竜湯 - 気管支喘息、鼻炎
  3. 六君子湯 - 花粉症、アトピー性皮膚炎 → 胃炎、食慾不振
  4. 抑肝散 - 神経症、不眠症
  5. 大建中湯 - 腰痛、筋肉痛 → 下痢、腸閉塞予防

抑肝散は神経の高ぶりや不眠などの症状に用います。
抑肝散は認知症の周辺症状に用いる代表的な漢方薬です。

\Instagramでも漢方について解説中/

薬剤師国家試験には認知症の漢方薬として「抑肝散」くらいしかほぼ出題されていませんが、現場では同じ認知症の方でもそれぞれの症状や体調に合った漢方薬が使用されています。

〈参考サイト〉

厚生労働省ホームページ

第100回薬剤師国家試験問題及び解答(平成27年2月28、3月1日実施) |厚生労働省 (mhlw.go.jp)

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漢方薬剤師
こんにちは、漢方薬剤師のはちみかんです。 普段は薬局で薬剤師として働いています。 漢方医学・東洋医学が大好きなので、みなさんと一緒に学びを深めていけたら嬉しいです。
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