漢方処方学
PR

抑肝散(よくかんさん)|はちみかんの漢方解説

はちみかん
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

構成生薬

当帰、釣藤鈎、白朮 (蒼朮)、茯苓、柴胡、甘草、川芎

使用の指標

  • 虚弱体質
  • 神経がたかぶる

このような方の「神経症」「不眠症」などに用います。

抑肝散の特徴

肝気の不調によって引き起こされる

  • 不眠、うつ病、不安
  • 頭痛、めまい
  • 歯ぎしり
  • 認知症の周辺症状
  • 小児の夜泣き

などの幅広い症状に用いられます。

名前に肝が入っていることから、わかるように「肝」に作用します。ストレスで肝の働きが悪くなり、精神が乱れているのを改善します。

\Instagramも要チェック/

(参考)

奥田拓男「最新生薬学 第2版」 株式会社 廣川書店、平成23年8月発行

川添和義「図解 漢方処方のトリセツ 第2版」 株式会社 じほう、2021年9月30日発行

その他参考図書はコチラから

ABOUT ME
はちみかん
はちみかん
漢方薬剤師
こんにちは、漢方薬剤師のはちみかんです。 普段は薬局で薬剤師として働いています。 漢方医学・東洋医学が大好きなので、みなさんと一緒に学びを深めていけたら嬉しいです。
記事URLをコピーしました