漢方薬・生薬認定薬剤師 平成29年 問1-1)
はちみかん
はちみかん
問7 ⅠからⅣの植物名、薬効作用-および構造式を植物名群、薬効作用群、構造式群の各選択肢から選び、それぞれ番号で答えよ。
Ⅰ カンプトテシンはヌマミズキ科の(植物名【56】)より得られる成分で(作用【57】)を有している。構造式は【58】である。
Ⅱ レセルピンはキョウチクトウ科の(植物名【59】)より得られる成分で(作用【60】)を有している。構造式は(【61】)である。
Ⅲ ヒヨスチアミンはナス科の(植物名【62】)より得られる成分で(作用【63】)を有している。構造式は(【64】)である。
Ⅳ アコニチンはキンポウゲ科の(植物名【65】)より得られる成分で、(作用【66】)を有している。構造式は(【67】)である。
植物群(A.ニチニチソウ、B.キジュ、C.ハシリドコロ、D.オクトリカブト、E.イヌサフラン、F.インドジャボク)
薬効作用群(ア.抗ガン作用、イ.平滑筋収縮、ウ.降圧作用、エ.副交感神経遮断作用、オ.ナトリウムチャンネル活性化作用)
構造式群
解答・解説は下へ
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【解答】
Ⅰ | 【56】B.キジュ | 【57】ア.抗ガン作用 | 【58】2 |
Ⅱ | 【60】F.インドジャボク | 【60】ウ.降圧作用 | 【61】3 |
Ⅲ | 【63】C.ハシリドコロ | 【63】エ.副交感神経遮断作用 | 【64】4 |
Ⅳ | 【66】D.オクトリカブト | 【66】オ.ナトリウムチャンネル活性化作用 | 【67】1 |
【解説】
ヌマミズキ科のキジュより得られる成分
抗がん作用を有する。
キョウチクトウ科のインドジャボクより得られる成分
降圧作用を有している。
ナス科のハシリドコロより得られる成分
副交感神経遮断作用を有している。
キンポウゲ科のオクトリカブトより得られる成分
ナトリウムチャネル遮断作用を有している。
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