漢方薬剤師とは?漢方薬剤師になるには?
漢方薬剤師とは
漢方薬剤師とは…
「漢方薬剤師」という言葉に明確な定義はありません。
ただ日本生薬学会と日本薬剤師研修センターが認定している漢方薬・生薬認定薬剤師の略称として「漢方薬剤師」と呼ぶことが多いです。
また漢方薬・生薬認定薬剤師を取得していなくても漢方薬を多く扱う薬局で働いていたり、漢方薬の知識が豊富な薬剤師を指して「漢方薬剤師」と呼ぶ場合もあります。
漢方薬剤師になるには
漢方薬剤師になるには大きく3つの方法があります。
漢方薬剤師になるには
- 漢方薬・生薬認定薬剤師を取得する
- 漢方について学び、漢方に詳しい薬剤師になる
- 漢方薬を多く取り扱っている薬局に勤める
漢方薬・生薬認定薬剤師を取得する
漢方薬剤師のうち「漢方薬・生薬認定薬剤師」になる方法をご説明します。
日本生薬学会と日本薬剤師研修センターが実施する研修を終了し試問に合格した後、資格申請をすれば「漢方薬・生薬認定薬剤師」になることができます。
[st-kaiwa6]私も漢方薬・生薬認定薬剤師の資格もっていますよ
漢方に興味がある薬剤師の方は「漢方薬・生薬認定薬剤師」の取得に是非チャレンジしてみて下さい。
漢方について学び、漢方に詳しい薬剤師になる
資格取得していなくても漢方に詳しい薬剤師になれば自称「漢方薬剤師」ということはできます。
このサイトでは漢方学習として漢方関連の過去問解説をしていたりもしますので、よろしければ色んなページを見て学んでいってください。
漢方薬を多く取り扱っている薬局に勤める
漢方を多く取り扱っていたり、漢方を専門で取り扱っていたりする薬局に勤めることで漢方の知識・経験を構築することができます。
【関連記事】転職サイトに依存しないオススメ転職方法【漢方を学びたい薬剤師向け】
現状、漢方をあまり取り扱っていない職場なのであれば、人事に相談して漢方を取り扱っている店舗に異動させてもらいましょう!
もしくは漢方を取り扱っている薬局や病院へ転職しちゃいましょう!
漢方薬剤師しか漢方を扱えない?
漢方の話をしていると、たまにこのような質問を受けることがあります。
[st-kaiwa7 r]漢方薬剤師しか漢方を扱えないの?
答えを申し上げますと、漢方薬剤師以外であっても薬剤師であれば漢方を扱うことができます。
なんならドラッグストアで販売されているような一般用の漢方であれば、登録販売者などの方が説明して販売することもあります。
まとめ
漢方の世界は奥深く、ハマると抜け出せません…( ´∀` )
薬剤師の方はもちろんそうでない方も、漢方の勉強したいという方は、私と一緒に漢方を勉強していきましょう。
〈参考〉
日本薬剤師研修センターホームページ