【2023年度版】漢方薬・生薬認定薬剤師更新のための学術大会一覧
この記事では、漢方薬・生薬認定薬剤師の認定更新のための学術大会【2023年度】に関してまとめています。
漢方薬・生薬認定薬剤師は3年に1度の更新をしなければなりません。
認定更新ためには、研修会や学会に参加したり自己学習したりして必要な単位を集める必要があります。
漢方薬・生薬認定薬剤師をお持ちの先生方はしっかりスケジュールを把握し更新しそびれないように注意しましょう。
学術大会の日程などの内容はあくまでも予定されているものであり、2023年6月時点の情報です。正確な最新情報は各学会の公式ホームページにてご確認ください。
もくじ
漢方薬・生薬認定薬剤師更新方法
認定更新の条件
認定の有効期間は3年間です。
有効期限内に指定された漢方薬・生薬に関連する研修を30単位以上取得する必要があります。
ただし30単位以上のうち「必須研修を15単位含むこと」と「毎年5単位以上取得すること(必須研修又はその他の研修どちらでもよい)」が条件としてあります。
要するに…指定された研修を3年以内に、毎年最低5単位以上取得し、必須単位15単位を含んだ30単位以上取得することが認定更新の条件です。
必須研修
必須研修とは生薬学会が定め、かつ研修センターの「研修認定薬剤師制度」における研修実施機関として登録されている以下の団体が実施する研修を指します。
- 生薬学会および生薬学会支部(北海道・関東・関西)の主催研修
- 和漢医薬学会の主催研修
- 日本薬学会(年会、天然薬物の開発と応用シンポジウム、食品薬学シンポジウム のみ)
- 日本東洋医学会(学術総会、支部学術総会(支部会)のみ)
その他研修
その他の研修としては、以下の2種類の研修があります。
- 研修センター研修実施機関が開催申請手続きを経て行う漢方薬・生薬に関する研修
- 開催申請手続きを経ずに行われる漢方薬・生薬に関する研修(自己研修、学術集会等発表、学術雑誌論文掲載)
必須研修の中では指定された学術大会に参加することが、一番単位が取得しやすいと思います。
日程などの理由で学術大会に参加できないという方には、学術大会以外の必須研修に「日本生薬学会薬用植物園実習」や「漢方薬・生薬薬剤師講座」もありますのでそちらで更新単位を取得してください。
研修の記録方法
令和4年4月1日以降の研修の記録は、PECS(薬剤師研修・認定電子システム)を利用します。
ただし、PECS導入前の令和4年3月31日までの研修に関しては「漢方薬・生薬研修手帳」に受講シールを貼付し研修内容を記載しておく必要があります。
更新手続き
更新に必要な単位を取得した者は、PECS(薬剤師研修・認定電子システム)から申請を行います。
PECS導入前の令和4年3月31日までの受講単位を利用する場合には、送信されたメールのプリントアウトと、その単位を貼付して必要事項を記載した「漢方薬・生薬研修手帳」を研修センターに送付する必要があります。
更新方法をより詳しく知りたい方は、日本薬剤師研修センターのホームページ「漢方薬・生薬認定薬剤師制度 実施要領」のページをご確認ください。
【2023年度】漢方薬・生薬認定薬剤師更新のための学術大会一覧
必須研修のうち学術大会について以下にまとめました。
学術大会の日程などの内容はあくまでも予定されているものであり、2023年6月時点の情報です。
学会の最新情報は各学会の公式ホームページにてご確認ください。
日本生薬学会年
〈2023年度〉日本生薬学会年
参加登録費
区分 | 予約 | 当日受付 |
---|---|---|
会員 * | 8,000円 | 10,000円 |
漢方薬・生薬認定薬剤師 | 11,000円 | 11,000円 |
非会員 | 12,000円 | 12,000円 |
学生会員 | 2,000円 | 2,000円 |
要旨集冊子体販売 | 2,000円 | 2,000円 |
開 催 日:2023年9月9日(土)~10日(日)
開催場所:東北医科薬科大学 小松島キャンパス (〒981-8558 宮城県仙台市青葉区小松島4丁目4番1号)
学術大会詳細はコチラ→日本生薬学会第69回年会
Web開催ではなくリアル開催を予定されています。ただしコロナウイルス感染症拡大状況によっては、オンライン開催に変更になる場合もあります。
また今回の学会会期中に仙台市中心部では、全国から77万人の参加が見込まれるジャズフェスティバルが開催されます。
混雑が予想されるためホテルの予約は早めにしておくことをオススメします。
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〈2023年度〉日本薬学会年会
参加登録費(昨年のものを参考に記載しています)
区分 | Early registration | Mid-time registration | Late registration |
---|---|---|---|
一般会員 | 13,000円 | 13,000円 | 15,000円 |
学生会員 | 3,000円 | 3,000円 | 3,000円 |
非会員(一般) | 18,000円 | 18,000円 | 20,000円 |
非会員(学生) | 5,000円 | 5,000円 | 6,000円 |
非会員(1 day pass) | 6,000円 | 6,000円 | 7,000円 |
海外会員 | 13,000円 | 13,000円 | 15,000円 |
開 催 日:2024年3月28日(木)~31日(日)
開催場所:パシフィコ横浜
学術大会詳細はコチラ→日本薬学会第144年会(横浜)/ホームページ
Web開催ではなくリアル開催を予定されています。
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〈2023年度〉和漢医薬学会大会
参加登録費
区分 | 前期登録料金 | 後期登録料金 |
和漢医薬学会会員 | 10,000円[要旨集込] | 12,000円[要旨集込] |
日本東洋医学会会員 | 10,000円[要旨集別] | 12,000円[要旨集別] |
非会員(一般) | 12,000円[要旨集別] | 14,000円[要旨集別] |
和漢医薬学会 学生会員 | 2,000円[要旨集込] | 3,000円[要旨集別] |
非会員(学生・大学院生) | 3,000円[要旨集別] | 4,000円[要旨集別] |
後期登録:2023年8月1日(火)~8月26日(土)正午まで
開 催 日:2023年8月26日(土)~27日(日)[オンデマンド配信:9月11日(日)まで]
開催場所:富山国際会議場(富山県富山市大手町1-2)
学術大会詳細はコチラ→第40回和漢医薬学会学術大会
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〈2023年度〉日本東洋医学会学術総会
参加登録費
区分 | 1次登録 | 2次登録 |
---|---|---|
会 員 | 13,000円 | 15,000円 |
非会員 | 14,000円 | 16,000円 |
学 生 | 1000円 | 1000円 |
2次登録:2023年5月8日(月)~7月23日(日)まで(オンデマンド配信期間含む)
開 催 日:2023年6月16日(金)~18日(日)
開催場所:福岡国際会議場(福岡県福岡市博多区石城町2-1)
学術大会詳細はコチラ→第73回日本東洋医学会学術総会
現地とWebのハイブリッド形式で開催されます。
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各支部ごとに、1回/年
例年、10~11月頃
主催:日本東洋医学会の北海道・東北・関東甲信越・東海・北陸・関西・中四国・九州の各支部
日本東洋医学会の学術事業の案内ページに、各支部の教育事業のお知らせが載っています。
各支部の教育事業の詳細はコチラ→漢方専門医認定機関、日本東洋医学会
〈2023年度〉日本東洋医学会支部学術総会
北海道支部
開 催 日:10月15日(日)
東北支部
開 催 日:10月29日(日)
関東甲信越支部
開 催 日:10月29日(日)
東海支部
開 催 日:11月19日(日)
北陸支部
開 催 日:10月15日(日)
関西支部
開 催 日:10月22日(日)
中四国
開 催 日:10月29日(日)
九州支部
開 催 日:11月26日(日)
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ここ何年かはWebでの学術大会開催ばかりでしたが、ようやく現地開催する学術大会も増えてきましたね。
現地にて学術大会参加される際は早めのホテル予約お忘れないように!!
学術大会のときは、ほんと良いホテルすぐ埋まってしまうので!
特に田舎で開催されるときは、ホテルの数が少なくて争奪戦です。
ちなみに私はいつも楽天トラベルかじゃらんで予約しています。
更新に必要な研修についてより詳しく知りたい方は、日本薬剤師研修センターのホームページ「漢方薬・生薬認定薬剤師になるには 認定更新のための研修の詳細」のページをご確認ください。
【2023年度】学術大会スケジュールまとめ
- 2023年6月16日(金)~18日(日):日本東洋医学会学術総会(福岡)
- 2023年8月26日(土)~27日(日):和漢医薬学会大会(富山)
- 2023年9月9日(土)~10日(日):日本生薬学会年(仙台)
- 2024年3月28日(木)~31日(日):日本生薬学会年(横浜)