漢方薬・生薬認定薬剤師 2019年 問4-3)
はちみかん
はちみかん
問題3 漢方医学における以下の複症や初見に用いられる漢方処方または生薬を各々下欄から選びその記号を記せ。
2. みぞおちが硬くつかえ抵抗が認められる腹症(【22】)には(【23】)がしばしば用いられる。
腹症
ア 小腹不仁 イ 胃内停水 ハ 心下痞硬 二 胸脇苦満
漢方処方、生薬等
a.芍薬 b.柴胡 c.当帰 d.八味地黄丸 e.瀉心湯 f.六君子湯 g.十全大補湯 h.桃核承気湯
解答・解説は下へ
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【解答】 【20】ハ 心下痞硬 【21】e.瀉心湯
【解説】
みぞおちの辺りが硬くつかえる自覚症状と同部位の抵抗・圧痛の他覚症状がある。
水滞を示唆する所見。
瀉心湯や人参湯の目標。
〈参考〉
日本薬剤師研修センターホームページ 日本薬剤師研修センター (jpec.or.jp)
漢方薬・生薬認定薬剤師 過去問ページ 過去の試問と解答 (jpec.or.jp)
「基本がわかる 漢方医学講義」 株式会社 羊土社、2020年12月発行
山田陽城、花輪壽彦、金成俊「薬学生のための漢方医薬学 改訂第2版」株式会社 南江堂 2015年5月発行